十河一存公の武者像をつくる会

―設立趣旨書―
 十河一存公は、戦国期、高松市十川東町にあった十河城主であり、戦国覇者三好一族の一人として瀬戸の海を越え、畿内(関西圏)に打って出て、天下静謐のために活躍した武将です。また、織田信長に先駆ける戦国初の天下人として、今や脚光を浴びる三好長慶の弟として合戦のたびに奮戦し、鬼十河、夜叉十河として勇名を馳せました。
さらに、永禄元年(1558)までには、東讃・西讃の寒川、安富、香西、香川氏らの有力国衆と談合や講和の上、群雄割拠であった讃岐全体を平和裡に統合し、現在の香川県に至る基礎をつくりました。
 現在、三好長慶と三好一族は、大阪・徳島に設立された「NHK大河ドラマ誘致推進協議会」を中心に、三好長慶会をはじめとする三好長慶顕彰団体(徳島市、三好市、大阪市、大東市、高槻市、堺市等の11団体)等の活動により、大河ドラマ誘致運動が大きな盛り上がりを見せております。
  今こそ阿波、讃岐、淡路を本拠として天下に君臨した三好一族、そして、その一族の一人である十河一存公の偉大な功績と志を讃え、長く顕彰することが望まれているときではないでしょうか。
 つきましては、前記のとおり讃岐の英雄であり、高松市ゆかりの十河一存公の事蹟を後世に長くとどめるとともに、NHK大河ドラマ誘致活動の一環として、さらには未来への文化遺産として、勇壮な十河一存公の武者像を、多くの皆様方のご賛同ご支援を得て高松市内に建立したいと存じております。
高松市の十河城から天下にはばたいた戦国の英雄「十河一存公の武者像をつくる会」(仮)に、ぜひ、ご賛同ご参加いただきますようお願い申し上げます
                                          
「十河一存公の武者像をつくる会」(仮)
発起人・作家/三日木 人(みかぎ じん)※『われは鬼なり・十河一存伝』著者
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